2026年のグッズ業界はどう動く?
オリジナルグッズ業界は、消費者の嗜好やテクノロジーの進化に伴い常に変化しています。2025年までの動きを踏まえ、2026年に注目すべきトレンドを整理しました。
グッズ製作を計画している方は、これらのトレンドを押さえておくことで、より時代に合ったアイテムを作れるはずです。
トレンド1:サステナブル素材への移行
環境意識の高まりにより、グッズに使われる素材もサステナブルなものへの関心が高まっています。
注目素材: - 再生PET素材:ペットボトルをリサイクルしたアクリル素材 - TPU(熱可塑性ポリウレタン):リサイクル可能な柔軟素材。ラバーキーホルダーの素材として注目 - バイオマスプラスチック:植物由来の原料で作られたプラスチック素材 - FSC認証紙:持続可能な森林管理から調達された紙(台紙やパッケージに)
特に企業ノベルティでは、「エコ素材使用」が差別化のポイントになりつつあります。展示会の来場者もSDGsへの取り組みを評価基準にする傾向が強まっているためです。
トレンド2:推し活グッズの多様化
推し活ブームは2026年も継続し、さらに多様化しています。
注目の動き: - トレーディング文化の定着:缶バッジを中心としたトレーディングが一般化。ランダム封入のセット販売が人気 - 連結アクリル:複数のアクリルキーホルダーをつなげて飾れるデザインが登場 - 推し活×日用品:キーホルダーだけでなく、スマホグリップやカードケースなど実用品へ展開 - グループ全員デザイン:メンバー全員を1つのデザインにまとめた「箱推し」グッズの需要増
推し活グッズのアイデアについては推し活グッズアイデア集も参考にしてください。
トレンド3:小ロット・多品種のビジネスモデル
「たくさん作って安くする」時代から、「少量多品種で柔軟に対応する」時代への移行が加速しています。
背景: - SNSでバズったデザインを素早くグッズ化したい需要 - 在庫リスクを避けたい個人クリエイターの増加 - 限定品・コラボ品などの「ここだけ感」の価値向上
50個からの小ロット対応が標準となり、テストマーケティング的にグッズを製作する手法が定着しつつあります。小ロットOEMのメリットを活かした戦略が主流になるでしょう。
トレンド4:デザインツールの民主化
プロのデザイナーでなくても高品質なデザインが作れるツールが進化しています。
注目ツール: - Canva:テンプレートが充実し、グッズデザインにも対応。Canvaでのデザイン方法は多くの人に活用されています - AI画像生成ツール:テキストからイラストやデザインを生成。オリジナルデザインの制作効率が大幅に向上 - スマートフォンアプリ:アプリだけで入稿データの完成まで可能に
ただし、AI生成画像の著作権については議論が続いているため、商用利用する際は最新の法的動向を確認することをおすすめします。
トレンド5:企業ノベルティの「体験型」シフト
企業ノベルティが「モノを配る」から「体験を提供する」方向にシフトしています。
具体例: - ノベルティにQRコードを印刷し、限定コンテンツに誘導 - AR対応グッズ:スマホをかざすと3D映像が表示される - カスタマイズ体験:来場者がその場でデザインを選べるブースの設置
ピンバッジやアクリルキーホルダーなど従来のグッズに、デジタル体験を組み合わせるハイブリッド型のノベルティが増えています。
トレンド6:品質・仕上げへのこだわりの高まり
SNSでのレビュー投稿が一般化したことで、グッズの品質や仕上げへの期待値が上がっています。
注目ポイント: - グリッターアクリル:ラメ入りのアクリル素材。通常のクリアアクリルに比べて華やかな印象 - ホログラム加工:光の角度で色が変わるホログラム素材が人気 - 両面印刷:裏面にもデザインを入れることで、表裏で異なる楽しみ方ができる - 異素材の組み合わせ:アクリルと金属パーツを組み合わせたハイブリッドキーホルダー
まとめ:2026年のグッズ製作で押さえるべきこと
- サステナブル素材を選択肢に入れる(特に企業向け)
- 小ロット多品種で市場テストを重ねる
- デザインツールの進化を活用して制作効率を上げる
- 品質と仕上げにこだわってSNS映えを意識する
- 推し活トレンドの変化に敏感に対応する
トレンドを押さえつつ、自分のターゲットに合ったグッズ製作を進めましょう。製作の流れや入稿方法については入稿ガイドをご参照ください。