見た目が売上を左右する
即売会でグッズの売上を大きく左右するのが、梱包とディスプレイです。同じクオリティのグッズでも、見せ方ひとつで手に取ってもらえる確率が変わります。
プロのショップのような見栄えを、低コストで実現する方法を紹介します。
梱包の基本:OPP袋の活用
グッズの個包装にはOPP袋(透明フィルム袋)が定番です。以下のメリットがあります。
- グッズを傷や汚れから保護
- 商品としての見栄えが格段にアップ
- 未開封の清潔感が購入意欲を高める
- トレーディング用途でも中身が見える
OPP袋のサイズ選び
| グッズ | おすすめOPP袋サイズ |
|---|---|
| アクリルキーホルダー 50mm | 70×100mm 程度 |
| 缶バッジ 57mm | 80×80mm 程度 |
| ラバーキーホルダー | グッズサイズ+20mm余裕 |
OPP袋は100円ショップやネット通販で安く手に入ります。100枚入りで200〜500円程度です。
台紙を入れてグレードアップ
OPP袋にグッズだけを入れるのではなく、台紙を一緒に入れると、一気に商品としてのクオリティが上がります。
台紙の作り方: 1. 厚めの紙(ケント紙やカード紙)を用意 2. OPP袋に合うサイズにカット 3. サークル名やロゴ、イラストを印刷 4. グッズと一緒にOPP袋に封入
自宅のプリンターで印刷できるので、追加コストはほぼかかりません。
ディスプレイの基本原則
1. 高低差をつける
平置きだけでは奥の商品が見えません。段差をつけて立体的に配置しましょう。
- 100円ショップのアクリルスタンドを活用
- 箱や本を布で覆って段差を作る
- ワイヤーネットを立てかけて壁面を活用
2. グッズの種類ごとにまとめる
バラバラに並べるよりも、種類ごとにグルーピングしたほうが選びやすくなります。
- アクリルキーホルダーは1エリアにまとめる
- 缶バッジはトレーディング用に並べる
- セット商品は別の場所に
3. 価格を明確に表示する
即売会で最も多い「通り過ぎる理由」が価格がわからないことです。
- 各商品の近くに価格札を置く
- 全商品の価格一覧を掲示する
- セット価格やまとめ買い割引も明記
4. サンプルを用意する
袋から出した状態の見本品を用意しましょう。実物を手に取って確認できると、購入率が上がります。
- 缶バッジは1個をディスプレイ用に開封
- アクリルキーホルダーはアクリルスタンドに立てて展示
- 「見本」「SAMPLE」と明記して間違って購入されないようにする
卓上レイアウトの例
一般的な即売会のスペース(横90cm)を想定したレイアウト例です。
前列(お客さんに近い側): - 缶バッジ:トレーディング用に全種類を並べて展示 - 価格札:1個○○円 / 3個セット○○円
中列: - アクリルキーホルダー:アクリルスタンドで立てて展示 - セット商品:クリアケースに入れてまとめて展示
後列(奥側・高い位置): - ポスターやポップ:サークル名・作品名を大きく掲示 - お品書き:全商品の一覧と価格
持ち物チェックリスト
即売会当日に必要な梱包・ディスプレイ用品のリストです。
- [ ] OPP袋(予備を多めに)
- [ ] 台紙
- [ ] 価格札・ポップ
- [ ] お品書き(全商品一覧)
- [ ] アクリルスタンド(展示用)
- [ ] テーブルクロス(90cm幅以上)
- [ ] つり銭(100円玉・500円玉を多めに)
- [ ] 養生テープ・マスキングテープ
- [ ] ハサミ・カッター
- [ ] 紙袋・ビニール袋(お渡し用)
通販での梱包のコツ
BOOTHやminneなどの通販サイトでグッズを販売する場合、配送時の梱包も重要です。
梱包の基本手順: 1. グッズをOPP袋に入れる(台紙も同封) 2. プチプチ(気泡緩衝材)で包む 3. 封筒またはダンボール箱に入れる 4. 隙間に緩衝材を詰める(新聞紙やエアクッション)
商品別の配送方法:
| 商品 | おすすめ配送方法 | 送料目安 |
|---|---|---|
| アクリルキーホルダー 1〜2個 | 定形外郵便・クリックポスト | 120〜198円 |
| 缶バッジ 1〜5個 | 定形外郵便・クリックポスト | 120〜198円 |
| 複数商品セット | レターパック・ゆうパケット | 198〜370円 |
アクリルキーホルダーは割れやすいため、必ず緩衝材で保護してから発送しましょう。「ワレモノ注意」のシールを貼るのも有効です。
お客さんへの印象を良くする一工夫
梱包にちょっとした工夫を加えると、お客さんの満足度が格段に上がります。
- お礼カード:手書きの一言メッセージを添える
- ステッカーのおまけ:小さなステッカーを同封する
- マスキングテープ:封を閉じるテープにもこだわる
グッズ製作のスケジュールについてはコミケ向けスケジュールガイド、初めてのグッズ製作全般については同人グッズ製作ガイドも合わせてご確認ください。